新規建墓・お墓のリフォーム工事⑦完成:五条西山共同墓地

長らくお伝えしてきました五条西山共同墓地での工事も、縁起のいい第7回という数字でいよいよ最後となります。

大きな区画に新しい石塔および霊標を建て、また巻石の解体据え直しや古墓の傾き直しなど、いろいろなリフォームもさせていただいた現場でした。

ありがたいことです。

 

前回までの記事では、新規石塔の建碑も終わり、草の生えにくい土および防草シートという二重雑草対策を施した、というところまでお伝えしておりました。

今回は何点か仕上げの作業をご報告して、完成となります。

 

まずは墓所手前の参道補修からです。

こちらの墓地は古くからある共同墓地ですので、場所によっては参道が非常に細かったり、舗装もされていなかったりするのですが、こちらで行なうのは割れた参道コンクリの打ち直しです。

コンクリがひび割れると、隙間に雑草が根付きますし、また半端にコンクリが残っている分だけ雑草処理もしにくく、困ることが多いんですよね。

見た目もよくありませんしね。

というわけで、ヒビの入った部分を壊してきれいに片付け、新しくコンクリを張ります。

 

 

既存箇所とのキワの部分はどうしてもコールドジョイントになるので、強度は下がりますが、全体的に少しでも割れにくくなるよう、メッシュ筋を入れています。

芯材があるとやはりかなり違います。

あと気を付けるのは勾配です。

写真でいうと奥から手前に向かって低くなっているので、水が流れるように新しく塗る部分も勾配を付けます。

逆勾配になって水が溜まったりすると、一緒に流れて来る土も溜まり、それがまた雑草の原因になるので、結構大事なところです。

 

 

こうしてきれいに参道補修ができました。

あと、区画の正面に新しい切出し花立が置かれているのがわかるでしょうか。

これも今回新たに作ったものです。

従来は野立てという、地面に直接差して使う花立が各石塔の前に置かれていたのですが、そうするとお墓参りの際に準備する花の量が相当多くなるので、どうしようということで、このような形にしました。

お参りもしやすくなることと思います。

で、これも上の写真で確認していただけるように、最後に玉砂利を敷いて作業完了となります。

 

 

既存の大きな石塔が3基並んでいる間から、新しい尺角芝台付の和型石塔、そして左には新しい霊標が見えています。

青御影がよく映えます。

手前に並んでいる古石塔や、巻石もリフォームしまして、全体が見違えるように引き締まりました。

関西でよく言う「パリッとした」というやつです。

長らく入っていた現場だけに、やり遂げたという感慨もひとしおであり、またちょっと離れがたい気すらしますね。

いずれにせよ最後まで無事に作業が完了してよかったです。

五条西山共同墓地での新規建墓および墓所のリフォーム工事、これにて完成です。