新規建墓・お墓のリフォーム工事⑥:五条西山共同墓地

このところずっとお伝えしている、五条西山共同墓地での工事の続きです。

間口4m×奥行4m20㎝という非常に大きな区画での作業です。

メインは新しい尺角の和型石塔および霊標を建てること。

加えて、巻石の解体据え直しや古い石塔の傾き直し、雑草対策など、いろいろなリフォーム工事をいたします。

新規建墓を伴う墓所リフォームというわけでして、大変ありがたいことです。

前回までの記事では、新しい石塔・霊標の工事も概ね完了し、ほぼ仕上げの作業を残すばかり、というところまでご紹介しておりました。

今回は基本的に雑草対策の部分をお伝えします。

 

 

お墓の雑草対策工事というと、当ブログでもこれまで何度もご報告してきましたが、弊社の場合「草の生えにくい土」というものを使用いたします。

上の写真がわかりやすいので、少し解説を加えます。

草の生えにくい土というのは、通常の土の上に施工する特殊な土です。

おおよそ一寸くらいの厚みで敷くので、元の土はその分と最終的に玉砂利を敷く分とを見越して、いくらか削土しておきます。

そこに草の生えにくい土を敷きます。

自然土由来のものですが、一見砂漠の砂のように非常に粒子の細かい土です。

上の写真で、やや色の薄い部分が乾いている状態のところ、濃い茶色になっているのが水を含ませた部分です。

草の生えにくい土は、ひと通り敷き詰めますと、その上を広い場所なら足で踏み、狭い場所や石とのキワなど細かいところはコテで押して転圧をかけます。

そこに水をかけてさらにコテでしごき、水が引くと、非常に堅く締まって、雑草の根など少々のことでは受け付けなくなる、というものです。

 

さて、通常でしたらこれで雑草対策としては十分、という自信は持っております。

玉砂利を敷くと、そこに保水力が発生するので、細かい雑草が目を出すのを100%防ぐわけにはいきませんが、普段の墓所の掃除などは格段に楽になります。

ところでこちらのお施主さんは、雑草対策にはかなり気を遣われておりまして、今回、草の生えにくい土の上にさらに防草シートをかけてほしい、とのことでした。

個人的にそういう施工を行なうのは初めてだったのですが、ご要望とあらばもちろん応じます。

 

 

 

 

メーカーもお施主さんご指定のもので、かなり分厚くしっかりしたシートです。

ご自身でもご自宅の庭などに使用して、実績折り紙付きのものだそうです。

上に並べた写真の真ん中ですが、シート同士の継目の部分は、純正の専用テープを張って留めてあります。

草の生えにくい土に厚手の防草シートのコンビとなると、雑草対策としてはこれ以上考えられないくらいのレベルですね。

全体にシートを置いたところの写真からは、工事がほとんど完了段階に進んでいるのもご覧いただけるかと思います。

 

ここでまた稿を改め、次回で遂に完成までお伝えしたいと思います。