新型コロナウイルスと石屋

新型コロナウイルスが猖獗を極めています。

英国ではジョンソン首相が、当初は予備的措置での入院と言われていたのが、ICUに入ったと報道されていますし、日本でも今夜にも非常事態宣言と言われています。

私の上の子はこの春から小学校二年生で、昨日6日は「登校日」ということで学校に行ったものの、奈良市の市立小学校は現時点で19日までの臨時休校が決まっています。

仕事などで子供を預けざるを得ない家庭では、お弁当を持たせて、「自主学習教室」として小学校が受け入れてくれるそうですが、ありがたいと同時に、この状況で学校に行かせることには忸怩たる思いもあります。

 

さて、石屋としましては、元々から人と接触することは少ない職種でもあり、また現場作業も換気の良い屋外で、濃厚接触もなく少人数で行なうものですから、以前とそれほど変わりない状態で会社を開けてはいます。

本社事務所にはアルコールスプレーを備え付けてはいます。

弊社の場合、社員全員が車ないしバイク通勤で、仕事にも基本的にトラックで出かけます。

お墓というのは概して集落のはずれにあり、人の多い町の中心域に出ることもほぼなく、満員電車などとも無縁であるのは、助かっている点かと思います。

 

現場作業となると、もとよりリモートワークなど不可能な職種ではありますが、いろいろ気を付けながらも、従前とそれほど変わることなく動いている、というのが現状です。

お墓の仕事の場合、日々のお客様の増減というのがすぐに反映されるものでもなく、仕事の多くは一か月や二か月前から受注しているというケースがほとんどです。

3月のお彼岸前などは、例年と異ならず、それなりに忙しい状態でした。

 

心配されるのはやはり、株価に象徴されるような、景況感の悪化と消費者心理の冷え込みでしょう。

地域差はあるでしょうが、店頭に来店されるお客様が顕著に少なくなっているところもある、と聞きます。

「お墓のサポートセンター」は高畑町といって、奈良公園中心部のすぐ南の地域にあり、出勤時や帰りがけなど、車で奈良公園を通ることもあるのですが、ここしばらくずっと閑散としています。

飲食業や宿泊業の方は、相当苦しい現状ではないかと想像されます。

 

ウイルス禍を最初に迎えた中国は、石材業に関する限り、今は落ち着きつつあるようです。

現在、日本で立つお墓の大部分は、中国産ないし産地は別でも中国加工の製品なのですが、あちらは新型コロナウイルスと春節が重なったため、2月は工場がほぼ稼働していない状況でした。

製品どころか、見積すら出ないというくらいです。

それが現在では、通常の8割程度の稼働率まで戻してきていて、むしろ日本からの受注が減っているため、余力があるような状態だそうです。

 

お墓関係の仕事のご用命は、電話ひとつで可能です。

お墓の場所やご用件を伝えていただくと、こちらの方で現場に出向いて、見積を作成したりいろいろなご提案をお伝えすることも可能です。

もちろん、新しくお墓を建てられる場合など、現場で一度は立ち会っていただき、ご要望など確認できるのがベストですが、大部分のやり取りは対面なしでもすることができます。

今回のウイルス禍を機に、家族のあり方など考えを巡らせておられる方も多いと思うんですよね。

こんなときにこそ、我々もお墓の仕事を通じてお客様に寄り添いたいと思っております。

足を運んでいただく必要もありません。

お墓のことで何かご相談の場合は、まずは電話でご連絡ください。

いつでもお待ちしております。

 

そして皆さま、重々おわかりでしょうが、どうかこまめな手洗いとうがいをなさってください。

わたしも気を付けます。