新しい巻石、石塔の工事①:押熊墓地

本日は施工事例のご紹介です。

今回は新しい巻石、新しい石塔の工事です。

元々何もなかった区画に、新規建墓はもちろん、巻石も新規で施工させていただきます。

ありがたいことです。

 

墓地は押熊町の共同墓地です。

わたくしどもの本社からは車で20分程度といったところでしょうか。

こちらも仕事でしばしば入らせていただく墓地です。

あちこちにご縁を頂戴しているというのもまた、ありがたいことですね。

 

では早速工事のご報告に入っていきましょう。

石塔を建てる前に巻石の設置からです。

現場はこのようなところです。

 

 

ご覧のように、ほぼ更地という状況ですが、区画の範囲を示すために前後にコンクリートブロックが並べられています。

工事にあたって、これはもちろん解体撤去することになります。

向かって左側は既に出来上がっている墓所ですね。

新しい巻石の高さなど、こちらを基準にすることになります。

当初は区画内にもう少し土が盛られていたのですが、写真は工事のために必要な土出しを終えたところです。

 

 

次は基準を取っているところです。

つい先ほど申し上げたように、巻石の仕上がりの高さは、お隣の区画に合わせることになります。

そのため、写真では少し見えにくいかもしれませんが、隣の巻石の天端から土に差し込んだ鉄杭まで、ピンクの糸を張って確認します。

このとき高さだけでなく、「通り」も見ます。

「通り」というのは、各区画の並びの線のことです。

お隣の区画のさらに向こうにも、いくつかの区画が並んでおり、それぞれの間口のラインは基本的に一直線に通っています。

今回われわれが施工する区画だけ、そのラインから外れて仕上がってしまうと、見栄えの点でも悪いことになってしまうので、きちんと前が揃うように通りを確認するのは非常に大事なのです。

稀にですが、既に施工された諸区画の通りがガタついているような場合がありまして、そういうときはどのように帳尻を合わせるか悩んだりします。。

 

 

写真は、巻石を支えるための杭を打ち込もうかというところです。

向かって右側のみ杭が並べられていないのは、こちらにはフェンスの基礎があったため、杭を入れることができず、そもそも杭なしでも十分な強度だったからです。

杭は巻石を両端で支えられるよう、延石一本につき二本入れるのを基本にしていますが、前はくり階段が設置される関係もあり、変則的な並べ方をしています。

これをきちんと打ち込んだら、クラッシャー(砕石)を敷いた上に鉄筋を組み、巻石を据えていくことになります。

向かって左側の区画は、舞台式といって、地面に接している巻石の上にさらにもう一段延石を回した形状ですが、今回は背の高い延石を据える一段式の巻石になります。

キリのいいところまで来ましたので、巻石以降の施工につきましては稿を改め、次回またご報告したいと思います。