新規洋型の建墓工事①:寺山霊苑

本日は施工事例の紹介をします。

表題にありますように、新しい洋型墓石を建てることになります。

場所は寺山霊苑です。

 

まずは寺山霊苑について、あらためて簡単にご説明しておきましょうか。

奈良市白毫寺町に位置する、奈良の市営墓地のひとつです。

高畑町にあります「お墓のサポートセンター」から、横の通りを山に向かって上っていくような感じになります。

奈良の市営墓地は、主なものとして東山霊園(白毫寺墓地)、寺山霊苑、南山墓地の三つがありますが、近年では新規の使用者募集が行なわれているのはこの寺山霊苑と南山墓地の二箇所で、それも寺山の募集区画数が圧倒的に多いので、奈良市営墓地の中でも現在の主力と言っていいところです。

ちなみに、奈良市営墓地の使用者募集は、基本的に11月に行なわれますので、関心をお持ちの方は「市民だより」か奈良市のホームページをご確認ください。

 

基本的な区画は間口2m×奥行2mの4㎡となります。

今回作業する区画ももちろんそのサイズです。

では現場をご案内しましょうか。

このようなところです。

 

 

こんな風に2m×2mの区画が背中合わせに並んでいます。

写真は、納骨室の基礎下を支える杭を並べたところです。

納骨室の上には石塔が来ますので、この杭が地下で全体の支えをすることになります。

で、杭を頑張って一番上まで打ち込みます。

杭打ちが済めば今度は、その上にクラッシャー(砕石)とメッシュ筋を施工します。

 

 

この上に大谷石の納骨室をセメントで据えていきます。

大谷石というのは、栃木県の県庁所在地、宇都宮市の郊外で採れる石でして、加工しやすく熱に強いため、昔から塀や門柱、焼却炉などいろんなものの素材として使われてきました。

大谷石の話をする時はいつも言及するのですが、近年よく使われる使途のひとつとして、ピザ窯なんてのもあります。

ご自宅のお庭にピザ窯を備え付けたい、なんていう場合も是非ご相談ください。

閑話休題、納骨室を据えたところ、このような感じになります。

 

 

この内側にきれいな砂を敷いて、その上にお骨を安置していただけるようになる、というわけです。

さて、納骨室が据われば、本体建墓の準備が整ったということになります。

 

ところで今回建てるのは、いわゆる洋型墓石です。

和型墓石というのは、どなたも簡単にイメージできるかと思います。

どこの墓地にも見られる日本式のお墓、ザ・お墓というあれです。

では洋型というと……、実際問題としては、和型に区分されない形状の大部分を、便宜的に「洋型」と総称している状況だと思います。

「洋型」の中でも、特に凝った形状、加工のものを「デザイン型」なんて呼ぶこともあります。

ともあれ、今回はどんな石塔が立つことになるのか、少し長くなってきたので、続きは次回の記事でご報告したいと思います。